映画「インターステラー」に想いを寄せて
《私が過去に観た心に残る大作の1つ》
「インターステラー」2014年の作品、主演・マシューマコノヒー
ストーリーを簡単に要約すると、元パイロットで今は農場をやっている男性。異常天候の砂嵐で作物も家も人間の健康も何もかも破壊されてしまう。
滅びて行く地球を救うため、そして移住できる星を探すために祖父、幼い子供2人を残して銀河系の彼方へ旅立って行くという内容。
広大なトウモロコシ畑。砂にまみれた小さな傾いた農家。ある日娘と一緒にトラックを走らてせていると謎の施設(昔、閉鎖されたNASAの建物)で研究している教授に出逢う。優秀なパイロットだった主人公に目を付け、自分の宇宙計画に利用する。
《主人公の乗った宇宙船が3次元の世界に突入》
5次元の世界からの導き。家族のビデオメッセージでは皆、年を取って亡くなったり、老人になったりしているのに、宇宙船の中の主人公は若いまま時間差がありすぎてほとんど変わらず。
ストーリーの中では時間や重力等、この世の全ての基本が重要な要素になってくる。
映画の中にはこんな言葉も出てくる。・感知する事もできない何か高い次元のもの・理解できなくても「愛」を信じる
教授の計画の真偽を知って「地球の人類を見捨てた!」と主人公は怒る。人が人であるための土台、それは誰かのために行動する。とも言っている。
仲間の裏切り、教授の計画の裏に隠された真実!!
映画の後半、同乗している教授の娘を助けるために、自分だけ一人宇宙船に残った主人公。そして幼い頃の自分の娘が大事にしている謎の本棚と、宇宙船がつながっている…………。
現在・過去・未来が同時に進行している複雑なストーリー。
《未来の地球は土星》
場面が変わって…
未来の地球は土星(ラザロ計画)になっていて主人公はそこに戻る。(本人は124才)、でも外見は変わらず。
病院のベットで娘(老女)から「宇宙に取り残された教授の娘さんがたった一人、別の星で待っているから、彼女の元に戻ってあげて」と言われ、主人公は地球を去って、かつて宇宙船に同乗していた教授の娘が待つ星に、一人旅立って行く。というところでストーリーが終わります。