室蘭本線秘境駅
《石勝線と今は無き夕張支線》
南千歳駅~新夕張を経て「トマム」方面へのびる石勝線と、今は無き夕張支線の時間旅行。

そして岩見沢、長万部間、49駅210kmをつなぐ長距離路線「室蘭本線」は東室蘭を経て「室蘭支線」で「室蘭」までの旅。
田園風景が続く。誰もいない追分駅で途中下車。かつて石炭で栄えた町。
《安平町鉄道資料館》

SLの町、旧追分町のプライドを物語ると、
天候が急激に変わるのも北海道の″ダイナミックさ″との事。人気のないもの悲しさにパラパラと雪が舞う。両脇を木立に囲まれ、しばらくすると山の上には白い雲の間に青空が見えはじめる。天候が急激に変わる。
《新夕張に到着》
2019年3月まで夕張支線の分岐点だった。
これからは今はもう見る事のできない夕張支線へのタイムトリップ。たった6駅、16.1kmの支線。山、川、田畑、小さな工場等が通り過ぎて行く。
車内の案内もスピーカーから懐かしく流れている。前方高くそびえ立ち、うっすら雪をかぶる山々。旧北炭清水沢(炭鉱の町)
火力発電の古い建物。中の設備は廃止後は民間の工場や作業用地へ。
《清水沢アートパワープラント》
アートの力で炭鉱の記憶を掘り起こす事を目的に旧北炭清水沢火力発電所の一部を一般公開(予約制)寂しさを残す建物。鉄道の脇を車が行き交う。

途中、夕張支線の複線のあった時代のトンネルが見られる。(椎南部トンネル)
《終着、夕張に到着》
三角の時計台のある素朴な駅舎。幸福の黄色いハンカチの舞台。映画のロケ地としても夕張は有名。
日没の夕張駅。電車のライトと白い雪、周りの夕闇が合いまって、北海道ならではの雄大さと、もの悲しさが胸に迫る。

『路線は消えても夕張駅の残した歴史と人々の記憶が消える事はありません』とナレーションが心に沁みる。
《苫小牧駅》
室蘭本線。
王子製紙工場の輸送拠点、あかしあ公園には王子軽便鉄道山線が展示されている。(活躍した姿)
室蘭本線…特急北斗(特別急行列車)岩見駅~長万部、49駅210km。

《登別(温泉)》
「登別伊達時代村」のテーマパークがある。東室蘭で支線へ乗り換え、一路、終着室蘭へ。途中、輸西のカレーラーメン(名物)有り。

かつて鉄鋼業で栄えた町。
《終着、室蘭到着》
私はSLを見る度に思う。煙をはいて、力強く堂々と風を切って走る姿はまるで生き物!!かつての人々の生活を乗せて誇らしげに走る姿!昔、鼻緒の下駄をはだしで履いて神社の境内や野原を駆け回っていた頃、鉄道に対する文明の波が少しずつ、少しずつ押し寄せてくるのを幼心に、ただ訳もなく感じていた。
にっぽん鉄道風景より
ブルーのアンダーライン箇所(出典: フリー百科事典:Wikipedia)より