はじめに

幸運にも、自宅の近くにはコンサート会場が2ヶ所有り、両方の会場を行ったり来たり、クラシックや好きな歌手のコンサートを毎月楽しんでいました。
コンサートへの意気込み
場所や席順にも、こだわって最前列か、一番見やすい席を確保する為、ネット予約があっても無くても、納得できるチケットを入手する為、前日の夜から会場に並んで待っていた。
遠くから来るグループは、冬は毛布や暖房器具、夏は扇子、うちわ、アイスBOX等々、当時は大移動のようです。
いくら家が近い私でも何時間も待っている間は辛いもの!
冬は完全武装にホッカイロ、夏は虫よけスプレーやアイスノン、数えたらきりがありません。

チケット窓口の女性達とは、顔見知りでしたので、私が並んでいるコンサートのチケット販売の時は冷房又は暖房の効いた、自動販売機のある快適な休憩室に早めに入れてくれた。
彼女達が出社する、はるか5~6時間前から並んでいるので、それまでが辛い!
トイレの問題もあるが、何しろ街のど真ん中、コンビニが沢山ある便利なところなので、その点はOKでした。
子育てが終わり、職場でフルに活躍している頃は仕事関係や友人、知人、自分自身の趣味嗜好の為に時間やお金を費やしていた。
クラシック定期演奏会、観劇、アーティストのロック、フォーク歌謡、南米のリズム物、プロレス等々、コンサート会場で行われる催し物の殆どを楽しんでいた。
今回はその中でも、特に印象に残ったコンサートでの出来事を紹介したいと思います。
コンサートへの想い

記憶に新しいのは3人組のグループ!
昔からズッとファンでCDを聞いたりカラオケで唄ったり、テレビ番組を入念にチェックしたり、ネット情報を楽しんだりしていましたが、コンサートは初めてでした。
1か月位前からソワソワし出して、ダイエットをしながら、自分の容姿を気づかい、服も新調し、いろんな応援グッズも購入し、万全を期して、コンサート会場に臨みました。
幕が開くまでドキドキ、ワクワク!!
その時は満員で中々良い席が取れず、後ろのほうでしたが高い場所なので、舞台からは良く見える位置だったかも⁉
私はペンライトを目立つ色にセットして、準備OK!!
会場にライトが付き、いよいよ始まる!・・・と思いきや場内がザワつき、何やら騒がしく、私は「何! 何なの? 何が起きたの?」と思っていると・・・

私の連れの者が【早くペンライトを消して‼】と叫んだ。
私は何が何だか分からず、夢中で消そうと思ったが慌てていて、スイッチに指が当たらず、中々消せない!
場内整備に就いている黒服の男性達が、一斉に私の所に駆け寄った。
私はビックリ仰天‼
とりあえずペンライトの光は消され、黒服の男性達も所定の位置に着き、場内は元の静けさに戻った。
変わりゆくコンサート事情

つまりペンライトの色は、決められた色以外は点けてはいけないらしく、その事を知らない私は、うっかり別の色を照らしてしまっていた。
私はビックリしたのと自分が原因になっている事、しかもたった一つの間違った色の灯りの事で、そこまで周りが大騒ぎをしてコンサートの進行を止めている事など・・・。
その時の私の気持ちはショックで、とても傷ついてコンサートの歌どころではなく、中身は殆ど覚えていなかった。

後日、あらためて考えてみました。
以前から、こだわりのあるアーティストは何かとファンに対して、注文が多いと言うのは聞いていたけれど、まさか自分の身に降りかかるとは思いませんでした。
考えれば考える程、腹が立つどころか、可笑しくて、大笑いしてしまった。
もっと沢山のコンサートのエピソードはあるが、その後コロナ禍になり解除されても、安全第一という事で、集まりの参加は全て封印しています。
最後に

大ファン「三山ひろし」さんのコンサートのお話し。
最高の席がバッチリ確保できて有頂天になっていたら、丁度コロナの規制が始まり出した頃で、止む無く断念‼
あの明るく爽やかで、希望に満ちた素晴らしい歌声が「生」で聞けなくて、悲しい限りです‼
三山ひろしさんの代表作

日本クラウン 演歌・歌謡曲 公式チャンネルのYouTubeはこちらからご覧になれます。日本クラウン 演歌・歌謡曲 公式チャンネルさんに心から感謝します。
