コンサートアラカルト第2弾 神秘な体験談 2022.11.09目次はじめにイスの上に立ったなら・・・はじめに皆さん、おはようございます。 今回は前回に引き続き、コンサートでの出来事をお話したいと思います。私が20代の頃の懐かしい思い出話です。イスの上に立ったなら・・・竜童組20代のだいぶ昔、何でもありの時代。その頃は、ロックバンド「竜童組」の全盛期でした。カセットテープが主流でシリーズものをセットで購入し、いつも聞いていました。コンサート会場で今も昔も変わらぬ風景は、メインの曲やラストの曲になると、全員総立ちになって手拍子が始まります。小柄な私はステージが全然見えず、イライラのまま終わってしまう事も度々。宇崎竜童さん率いる「竜童組」の歌や演奏、そして竜童さんの大太鼓を叩く、圧巻の勇士を目に焼き付けておこうと、このコンサートに臨んだ私です。この見えない状態を黙って見過ごす訳には行きません。必死で見ようとしていました。竜童さんの言葉早速、私は靴をぬぎ、座席の上に立ちました。会場全員の高さより、体半分位飛び出した形でステージがまるまる良く見えました。すると竜童さんが私の方に向かって「今日の会場には元気な人がいるね。ありがとう‼」と言葉をかけて下さいました。私は嬉しいやら、恥ずかしいやらで、直ぐにイスを降りてしまいました。 四tトラックその後、竜童さんが「次は静かな曲なので、みんな座って、ゆっくり聞いてね」とスピーチしていました。私は20代で若かったので、まるで私に向けられた言葉のように感じて、ドキドキしたのを思い出します。コンサートが終わって、友達と一緒に会場の裏手の方に歩いて行くと、竜童組の曲にもある四tトラックに大太鼓を積み込むところでした。このトラックで全国を巡りながら、公演しているのだな~と思い、時間の経つのを忘れて、その場で見入ってしまいました。おしどり夫婦宇崎竜童さんと作曲家の阿木燿子さんの「おしどり夫婦」!素敵ですよね。これからもお元気で、ご活躍されますよう願っております。皆さん、いかがでしたか。若い頃の何事もアナログ感覚は人間の、ほのぼのとした温かみのある、エピソードがぎっしり詰まっていますね。寒くなってきました。皆さん、お元気でお過ごしくださいね。