大相撲談義・偉人の名句名言集・ポエム集は曜日を指定せず、その時の状況に合わせて随時、AM6:00には投稿しています。
カズばあちゃん待望の新刊!!

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小・中学生男子アイドル・問題児合戦

神秘な体験談

はじめに

皆さん、おはようございます。最近特に小学・中学の頃の思い出が頻繫に浮かんでくる。と言うと世間一般では「年を取った」と言われるが、そうではなく今の私は人間の深層心理に興味があって、専門書を読んでいるところです。

是非、三人の男子生徒のエピソードをご覧くださいね。

エリート問題児

担任と一緒に逃げる生徒達

小学校高学年の頃、一番に思い出されるのは、手の付けられない乱暴者の男の子の事です。

でも、よくある鼻たれ小僧ではなく、上品で容姿端麗、成績も上位だった。

机やイスを一ヶ所に集め、その上に乗り両手で机を持ち上げ振り回して、誰れ彼れ構わず投げつける!

当たったら大ケガをしてしまうでしょう。担任は女の先生だったので、悲鳴を上げながら生徒と一緒に逃げ惑う。

慌てて隣のクラスから男の先生が駆けつけて、取り押さえる・・・。

毎日、この繰り返しだった。

その時の恐怖感はハンパなかったです。でも私は彼の悲しそうな眼差しを見逃しませんでした。

両親と離ればなれ

記憶が定かではないが、確か彼の両親は外国への出張が多く、彼は実家の祖母と二人暮らし何不自由ない暮らしでも、きっと母親の愛情に飢えていたのかも・・・。

その頃の私の家は通学路の近くだったので、彼のおばあちゃんと私の母が、よく話をしているのを見かけた。

又、母は彼が一人で帰宅する途中、呼び止めて家に招きお菓子をあげて二人で会話をしていた。

私は、と言えば、ただひたすら家の中を行ったり来たり落ち着かず、日頃の彼の乱暴ぶりを思い出し、怖くて会話は一切しなかった。

初めて見る彼の態度

ある日彼が私の家に教材を忘れて行ったので、それを届けるよう母に言われた。

私は絶対にイヤだと言い張ったが「困っているだろうから、早く届けてあげなさい」と母に強く言い返され、しぶしぶ彼の家に向かった。

すると丁度、彼も忘れたことに気づいて私の家に取りに来るところだった。

バッタリ出会って、私が「あの~、これ・・・」と差し出すと彼は明るい笑顔になって「ありがとう!良かった~!」と言って本当に安心した様子だった。

私は彼の優しい笑顔と優しい言葉と優しい態度におどろいて立ち尽くすばかり!!

ほんの少しの理解

その後の事はあまり覚えていなくて気が付くと家に戻っていた。

彼の本当の姿、人間性に触れた私は、ほんの少し理解できたかも知れないが、他の人達は、相変わらず彼の悪口や、冷たい態度、イヤミな言葉をあからさまにするのだろう・・・

と思うと、何か辛いものがあった。自分の体験を出来るだけ友達に話して聞かせようと思ったものでした。

貴公子「正義の味方」

いつでも飛んでくるスーパーヒーロー

次のエピソードは、やはり小学生の頃、同じクラスの超ハンサムボーイ!

女子達の憧れの的、紳士的なまるでテレビ「ちびまる子ちゃん」の花輪君のような存在でした。

父親の仕事の関係で転勤が多く、彼は「転校生」でした。

私が隣の席の男の子にいじめられていると、すぐ飛んできて、助けてくれた。

その助け方がユニークで、いつも相手の男の子を自分のペースに巻き込んで「○○して遊ぼうぜ」みたいな感じで、肩を並べて、その場を立ち去る。

なんてかっこいい!

なんてステキな正義の味方なんでしょう!

私もごく自然に憧れてしまいましたね。

転校生の不思議

子供心に「この子の両親はどんな人なんだろう?どんな育て方をしているんだろう?」等と思ったものです。

そしてある日、彼はやはり「転校」して去って行きました。

一陣の風が過ぎ去った後の爽やかな幕切れですね。

マンガのような、ドラマのような、でも、現実のお話しです。

中学時代のテニス王子

アルバイト先での出会い

最後のきわめつけは、私が中学の時の同級生登場です。

それはたしか私が20才の頃、失恋の痛手に耐えながら喫茶店でアルバイトをしていた時の出来事。

夜(時間帯は忘れてしまった)レジでの勤務中、一人の男性が入ってきました。

「いらっしゃいませ」と私が彼の顔を見上げると、彼も「アレ!○○じゃないの?」と言ってきました。

懐かしい声、そして話し方、それは女子の憧れの的「テニス王子」でした。

何年も経つのに、あの頃とちっとも変わらず親しげに話す彼の言葉に安堵感を覚え、心が和んでいくのを感じ、やっぱり同級生はいいな~としみじみ思いました。

変わらない温かさ

帰り際に彼は「すぐ近くの銀行に勤めているから今度、お茶しようか。今日、一緒に帰ろうか」と畳みかけてくる。

私は「今日は遅番だから・・・」とだけ、一言返しただけでした。

彼の誘いの言葉は学生時代と変わらず、屈託のない笑顔で誠実な、育ちの良さを感じさせる、温かい言葉に溢れていました。

その後私は専門的な自身の学ぶべき事があり、アルバイトをやめ、その店に行く事も無かったので彼のその後の様子は分かりません。
 

ほのぼのおじいちゃん

さて、ここに三人の男性が登場しましたが、それぞれの人生を歩み、今はどんな「おじいちゃんに」になっているのだろう。

思い出すと、ほのぼのとしてきます。

「皆、いつまでも元気で長生きしていてほしいなぁ~」

まとめ

皆さん、いかがでしたか。何十年経っても色あせない「思い出」は素晴らしい心の財産ですね。私もTwitter時代の頃を、よく思い出します。やはり一番最初に出会って、やり取りをした出来事が強く胸に刻まれますね。

これからも・・・

これからも、それらを作品に生かしながら楽しんで創作活動に励みたいと思います。皆さん、いつも元気でいて下さいね。

また次回、お会いしましょう!